U・Iターン就業者インタビュー

先輩に導かれるように来た福井でしたが、
やりがいのある仕事と暮らしがここにありました。

転職された、きっかけは?

ひとことで言うと「人の縁」でしたね。 ある先輩との出会いがきっかけのすべてです。 その方とは大学を出て就職したコンピュータメーカーで、一緒に仕事をする中で知己を得ました。 やがてその方が福井に戻られた後、誘っていただいた次第です。 ですから、先輩が福井出身 でなければ、来ることはなかったかもしれませんね。 それまでの仕事や会社が嫌だったわけ ではありませんでしたし、大企業から中堅企業への転職というハードルも決して低いもので はありませんでしたので、1 年半の間本当に悩みましたね。 ですが、こちらの社長さんから も「一緒にやろう」と親しく声をかけていただきましたし、最終的には先輩と一緒に仕事を することを選んだのです。

大企業からの転職はどうでしたか?

会社の規模は確かに小さくなりましたが、その分、経営陣との距離は比較にならないほど近いという魅力を感じました。 自分が担うべき役割を明確に意識できましたし、自分の成長が会社の成長に重なるという貴重な体験ができたと思っています。 具体的には、優れたソフトウェアを海外から見つけてきて、日本での代理店権を獲得し、日本のマーケットで販売する業務は、私が入社後に立ち上げたビジネスです。 現在のところ、6か国の企業と国内総代理店契約を結ぶまでに成長し、かつてのコンピュータメーカーでは味わえなかったであろう体験をさせてもらえたと思っています。 確かに福井は日本の中では地方ではありますが、IT ビジネスの場合はなんの障害にもなりません。 海外の企業はそれこそ狭い日本のことですから、東京だろうと福井だろうと問題視しませんし、日本国内のお客さまに対しても、福井は交通の便がいいですから、不便さを感じることも さほどではないですね。

福井のいい面と悪い面。

これまで申し上げてきたように、私は福井が好きで移住してきたわけではなく、こちらに来るまでは『小さな地方都市』くらいの認識しかありませんで した。 ですから、福井の人の親切さや、食べ物のおいしさ、自然の豊かさなどは暮らし始めてから知ることになりました。 福井の良さは、海外からお見えになったお客さんの「本当の日本を初めて見た」という感想からも窺えると思います。 それから、お子さんをお持ちの方に伝えたいのは、教育の環境がいいということです。 学級崩壊の話も 聞きませんし、学力も体力も全国のトップクラスの成績です。 なにより、地域が子どもたちに目を配る雰囲気も残っています。 子どもを育てやすいかどうかも家族で暮らす上では欠かせないポイントですよ ね。 ただ、冬場の雪だけは慣れるまでは大変だと思いますよ。 風情はありますけど、不便な生活を強いられるのは正直なところです。 それも含めて福井の良さなのだろうと思うようにはしていますけどね。

NAME
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青木隆衛 さん
[ 48歳 ]
DATA
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1994 年、福井へ移住。
江守商事株式会社情報システム営業部勤務
(2016年1月現在)